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ナチュラルにイノセントな存在感を醸し出す女優『唐田えりか』に聞く”春の出会いと別れ”

アップカミングなアーティストや女優、俳優たちの素顔に迫るこの特集。春という季節にあやかり、ファッション・ビューティ・人生において・今後期待したい“出会いと別れ”について聞いてみました。

Erika Karata 唐田えりか


唐田えりか 1997年9月19日生まれ / 千葉県出身 / 血液型A型 / 身長167cm

ナチュラルにイノセントな存在感

欲しくても手に入れることができない、天然の透明感とピュアさ。そんな武器を持つ彼女は、控えめで柔らかい印象ながらどこか芯の強さを感じさせる不思議な魅力を持っていた。女優としての実力や知名度が上がる一方、韓国の事務所に所属し国外でも活動。枠にとらわれない彼女の未来はこれからどれだけ輝くのだろう。

For Fashion

【出会い】ヴィンテージアイテムが好きで古着が多かったんですが、先日伊勢丹に行っていろいろ見ていたら、何にも染まっていない新しい洋服の魅力に気づきました。どこか変わっているデザイン性のあるものが好きです。古着はすぐに馴染んだ風合いが出るところがいいのですが、真新しいアイテムが自分に馴染んでいくという楽しさも発見しました。最近買ったのはUN3Dの黒のレザースカート。タイトなシルエットで、裾に青いひらひらの生地がついたデザイン。少し冒険でしたが、新しいものとヴィンテージをMIXして着るのも楽しそうですよね。

【別れ】伊勢丹での出会いがあってからお家に帰ってきて、すぐに今まで持っていた洋服とお別れをしました(笑)。もう着ないと思ったものを全部実家に送って。もしかしたら着るかな?とか少しでも迷いがあるものも全部クローゼットからなくして、絶対に着るものだけを残して。曖昧なものはなくしました!残ったアイテムの共通点は、代々木上原にある古着屋さんで買ったものということ。そのお店がすごく好きで、自然と残ったアイテムはすべてそこのものでした。

On My Life

【出会い】映画『寝ても覚めても』の濱口竜介監督との出会いは、私の人生において欠かせないものです。この映画を撮影する頃、実はこのお仕事を続けていくか自分の中で悩んでいる時期だったんです。でも撮影を通して濱口さんからお芝居の基礎を教わってから、仕事にすごく前向きになることができました。現場が終わった後にも何度か会う機会があったのですが、その度に何気なくかけてくれる言葉一言一言にすごく救われるし頑張らなきゃなって思えます。濱口さんに出会えていなかったら、今の私はいなかったなと思うくらい大きな存在です。

【別れ】初めての本格的な演技作品だった『寝ても覚めても』のみんなとは、家族みたいにすごく仲が良かったのでしばらく引きずってしまいました。なんだか空っぽになってしまった感じがして。終わってからもみんなと月に1回は会っていたのですが、次の作品に向かって前向きに頑張っているみんなの姿を見て、自分だけ置いてけぼりだなという気持ちを感じることも。ちゃんと家族離れしなきゃと思うくらい本当にみんなのことが大好きすぎるんです(笑)。これから参加する作品にも、その時と同じくらいの強い思い入れが持てるように頑張りたいですね。

For Beauty

【出会い】普段あまりメイクをしない方なので、つけるだけで印象が変わるリップだけ塗って出かける日も多いです。もともとコスメの中でもリップが好きで、去年の誕生日にお世話になっているヘアメイクさんからプレゼントでいただいたリップがすごく気に入っています。鮮やかな赤いリップなんですが、すごく可愛くて。つけ方次第でガラッと印象を変えることができます。ほんのり血色を感じるくらい薄めに塗ったり、しっかり塗って真っ赤なリップを楽しんだり。1本あればいろいろな表情を楽しめるので、必ず持ち歩いています。

【別れ】この間、古いリップクリームを捨てました(笑)。夏はあまり乾燥しないので、リップクリームの出番が少なく、なかなか1本使い切ることがなくて。去年か一昨年に買ったけどずっと使ってなかったな~というものが出てきて。あとは爪磨きをするのが好きなので、常に古い爪とお別れしています(笑)。それまでは爪切りを使っていたのですが、爪磨きをしてもらう機会があって、いつもピカピカの状態でいられたらいいなと思い自分でもするようになりました。月に1回のペースでお手入れしています。使っているのは、1本で削ってピカピカにもできるタイプのヤスリ。

To the Future

【出会い】映画『あゝ荒野』で菅田将暉さんとダブル主演をしていた韓国俳優のヤン・イクチュンさんが昔から大好きなんですが、私が韓国でお仕事をしている事務所に所属されたんです。それをきっかけに知り合いになって、韓国に行くたびに歓迎してくれたり、家族のように接してくださって。今でも信じられないくらいです。まだ共演はしたことがないので、いつか韓国で一緒にお仕事ができたらいいなと思います。最近、願望を口にすることの大切さに気づきました。言葉にしたことがどんどん近づいてきたり、叶ったりすることが多いなと感じるので、想いを常に吐き出すようにしています。

【別れ】一人暮らしをし始めて1年半くらいたつんですが、一人で暮らすことに飽きてきて、寂しくなってきました。最近では動物を飼いたいなとまで思うようになってきて(笑)。この想いとお別れしたいです。こんなことを考えるくらいなら早く現場に行ってお仕事した方がいい!って思っています。あんまり気づいていなかったんですが、寂しがり屋なのかな。同じマンションに知り合いがいたら理想的だな~って思います。ルームシェアもいいですよね。してくれる同年代の友達を探そうかな(笑)。今年は一人の生活とお別れして、新しいルームメイトと出会いたいです!


model : ERIKA KARATA (MORE EXCLUSIVE)  photography : KENTARO KANBE styling : MAKI OTAKE hair & makeup : IZUMI OMAGARI edit : MOE ITO

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